歯周病の原因と予防

歯周病の原因は、プラーク(歯垢)です。プラーク1mg中に約1千万個以上の細菌が含まれ、歯と歯肉の境に付着することからはじまります。
歯周病の予防と治療は、このプラークをできるだけ少量にしておく、あるいは歯周病が進行しない程度に抑えておくことプラークコントロールが中心となります。

歯周病と喫煙

最近、喫煙が歯のまわりの歯周組織の抵抗力を低下させ歯周病の進行を促す事がわかってきました。
タバコの煙の中に入っているニコチン等の物質は、血液などの循環や免疫機能を障害する事により歯周病の原因となる細菌に対する歯肉の抵抗力を低下させ歯周病を進行させやすくします。さらに歯肉の、傷や治療を受けた場所の治りを悪くします。
歯周病の予防や治療を円滑に進めるためにも、喫煙者のかたには、禁煙や節煙をおすすめします。

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